電源

本機一番の特徴はtype-C USB3.1 Power delivery (PD)で電源供給することです。これはMac Book Air新型*1機と同じで、電源供給しながら同時に複数のUSB機器が使える仕様で、Thinkpadでお馴染みのdockシステムを標準仕様に沿った*2形で実現できます。ただし、現在*3機器の仕様や安定性・互換性がいまいちで、人柱的トライが必要でした。なお、Macは供給電圧が5Vでもそこそこの電力で給電をできるようですが、X1 TabletのPower deliveryでは、駆動電圧20Vで固定のようで、通常駆動で 0.5A, 負荷時1A, バッテリー充電で1.8A程度使います。*4

  • Anker Power Poer+ 5 USB-C : 60W。充電・電源供給しながら、USB-Aでのiphone充電などもできる。純正ACアダプターの据置代替としてはこれ。
  • Micro solution USB-C PD : 45W。USB-C一つとUSB-Aが一つ。持ち運び用での純正ACアダプターの代替はこちら。
  • ○ポータブルバッテリーRAV power (26800mAh) : 2017年1月に国内入手できる20V給電可能のUSB-C付きバッテリー。6時間ほど動きます。但し、実際は20V1.5Aしか給電できないのに、それを正確にPCに通知しないため、内蔵バッテリーを充電させると加熱して電圧が下がります。内蔵バッテリーを充電しないようにPCをセットすると、安定して動きます。プロダクティビティーモジュールの代わりに。
  • j5create USBType-C マルチアダプター&ハブ : イーサネットHDMIを加え、20VでのPD供給可能。机に常備しておくと、USB-Cを繋ぐだけでPCに給電しながら外部ディスプレイと有線ネット接続ができるようにできます。
  • ◎ミヨシType-C専用USB電流テスター STE-02/BK: Type-C PDからの給電がうまく行かないとき、細かな情報全然分からないので、これは必須でした。電圧が出ているか、何A流しているのかが分かるので、とても助かります。

*1:USB-Cと呼ばれているコネクター

*2:つまりサードパーティーが作る、使い化っての良い拡張機器が使える

*3:2016年末の時点

*4:標準ACアダプターは45Wです。