外部記憶

もう1年以上も書いてない。

言い訳すると、もう、自分でサーバーをいじってどうこうするよりも
クラウド使ってで外部サービスを使う方が快適と言うことが分かって
きたためだ。

以前は苦労した分、他の人があやかれない恩恵を得ることができたのだ
が、今はそうではないと言うこと。外部サービスを調べて如何にうまく
使うかを考えた方が、結局限られた時間が有効利用できる。

と、いうわけで最近の動向だが、

高度なグループウェアについてはdesknetなどからGoogle Appsにシフト
してきている。同時編集可能だったり、Webに直接貼り付けられるドキ
ュメント共有や、IMAP4+Web mailしかもiphoneも可、と自前サーバー
で管理するとリソース食いそうな機構が簡単に利用できる。価格もフリー
か、かなり安価だ。これが「有り」なら、もう、自前のサーバーにはセキ
ュリティーと情報漏洩リスク以上の大義が無くなってしまう.....

Google Appsの弱点は共有ストレージの貧弱さだが、これは高速のイントラネット
と、外部の便利なストレージに分けられるかも。

前者もNASで非常によいものがある。後者は昨日から調べた結果、zumodriveに
なりそうな感じだ。今まではfreeDAVからADriveに移り、一年ほど使ってきたが、
dropboxに刺激され、いろいろ調べた結果、zumodriveに行き着いた。
Adrive/Skydrive, DropBox, ZumoDriveの違いは次の通り。

・ADrive/SkyDrive はネットワーク外部記憶。アクセスは常にネットワーク経由
 でデータをやりとりするのが前提。PC/UMPCのHDD容量と別にファイルを保存する
 容量を持つことができる。
・DripBoxはネットワーク外部記憶というより、これを中継としてファイルの同期
 システム。すなわち、外部においたファイルと同じ容量が常にPC/UMPC上でキャ
 ッシュされるため、アクセスも速くOFFLINEでも使えるが、PC/UMPCに容量を付け足す
 機能はないといえる。
・ZumoDriveは上記2つの中間で、キャッシュの部分はきめ細かく制御できる。よって
 容量を付け足し、なおかつキャッシュが必要なファイルは手元にキャッシュを持って
 おくことができる。

ということで、容量のないUMPCとPCで情報をshareしたい我が身としてはZumoDriveを
つかうことにした。